ど~~も、ぽっけです。7DF35C3E-2262-474E-9C58-6311900CAC40


初めてキャンプ道具を揃えるとき、寝袋(シュラフ)は必要なアイテムと知っている方が多いと思いますが、ネットでもお店でもたくさんの種類があるので、何を選んで良いのかわからないですよね。


寝袋には「封筒型」「マミー型」大きく分けて2つの種類があります。その中でも「ダウン」を使っている商品もあれば、「化繊(化学繊維)」を使っている商品もあり、対応気温も様々。


寝袋は使う時の季節(気温)によって変えた方が良いのですが、そこまで予算をかけられる人ってなかなかいないと思います。
今回はこれからキャンプを始めたいという方が、どのような点に注意して選んだらいいのか解説していきます。

初めて「寝袋」を買おうと思っている方や、寝袋の買い換えを考えている方の参考になれば嬉しいです。






まずは時間のない方の為に結論から書きます。

・3シーズン(4月~11月)くらいまで使いたいなら「0~5度」の商品がおすすめ。

・夏しか使用しないのであれば、「10~15度」くらいの安い商品でもOK。
(もちろん行く場所環境によります)

・ファミリーキャンプで使うなら「封筒型」がおすすめ。

・ソロやデュオキャンプに使うことが多く、寒い時期でもキャンプしたいなら「マミー型」がおすすめ。




では、ここから詳しく書いていきます。
お時間ある方はお付き合いください!!



【まず初めに寝袋の温度表記について】

・寝袋をネットやお店で商品のパッケージやPOPを見たとき、大体のメーカーが「快適使用温度」「限界使用温度」と書いてあります。
簡単にいうと「快適使用温度」はこの温度くらいだったら温かく快適にねれますよ!という指標。
「限界使用温度」はこの温度では基本オススメしないが服を着込んだりすれば使用出来ますよ!という指標。

例を上げると↓


・「ナンガのオーロラ500STD」だと「快適使用温度が1度」「限界使用温度が-4度」になります。
なのでキャンプに行ったとき、夜の気温が「1度」くらいだったら快適に寝れる。だだし、「マイナス4度」くらいまで冷え込んでしますと薄着では寒くて寝れないということが起きる。フリースやインナーダウンを着込んだり、暖房機材などを使うなどして工夫が必要になります。

このあたり指標に関してはメーカーによっても、はかり方が違ったりするのであくまで目安として考えるといいかと思います。人によって家の寝具が変わるのと同じです。




【封筒型とマミー型の違い(メリット、デメリット)】

寝袋の形は大きく分けて「封筒型」と「マミー型」に分かれます。

封筒型のメリットは「ゆったりしているので、布団に近い感覚で使える」「完全に開いて使える商品が多いので、温度調整が容易」。
デメリットは「収納サイズが大きい」「マミー型と比べて保温性が弱い」。

マミー型のメリットは「密着性が高いので、保温性が高い」「コンパクトに収納出来る商品が多い」。
デメリットは「密着性が高いので、寝苦しさを感じる方もいる」。

こんな感じでしょうか。

僕は寒がりなので、主にマミー型を使っています。秋~春は温かいマミー型のほうが寝るとき「ぬくぬく」出来ていいです(笑)
以前、2月にキャンプ行ったとき封筒型(けっこういい寝袋)で寝ましたが、やっぱり寒かったです。
ただ、暑い季節はマミー型だと暑くて寝られない、、、。


どちらの形が優れているとかは無く、使うキャンプシーンによって選ぶのが一番いいと思います。





【3シーズン使いたいなら「0~5度」の寝袋がおすすめ】

・初めて寝袋を買う方によくおすすめするのが「0~5度」くらいの寝袋です。やはり長い季節で使えた方が、メリットが大きい。
初心者の方で真冬にキャンプに行く方は少ないですし、キャンプの良い季節は「春」や「秋」!!
よくあるのが、安い「10度」くらいの寝袋でゴールデンウィークにキャンプに行かれた方が「寒くて眠れなかった」というお話を聞きます。
場所にもよりますが、山の中(キャンプ場)では夜冷え込みます。
春や秋は「0~5度」くらいの寝袋でも寒い場合がありますので、念のためフリースやインナーダウンを持っていくといいです。

「0~5度」の寝袋でオススメ商品↓









【夏場しかキャンプに行かない】

・夏場しか使用しないということであれば「10~15度」くらいの寝袋でいいかと思います。
(正直、夏場は寝袋に入ると暑くて寝れないので、家にある毛布やタオルケットで十分な場合も。ただし、夏場でも山の上は気温が下がるので行く場所の気温は調べてから判断を)








【ファミリーキャンプには封筒型がおすすめ】

・封筒型のシュラフには連結タイプが多いので、子供と一緒に寝るファミリーキャンプには最適!!



上の「コールマン ファミリー2in1」の商品はご家族で寝れるように通常の商品より幅が広く設計されているのでオススメです!!
もちろん、連結しないで1つずつ使うことも可能なので、お子さんが大きくなっても使えます。





スノーピークの商品は高いですが、真冬もファミリーキャンプで使いたいという方にはオススメです!!
寝心地はふっくらしていてすごく良いです。






【ソロキャンプが多い、寒い時期キャンプを楽しみたい方はマミー型がおすすめ】

・すべて商品にいえる訳では無いですが、大まかにいうと「マミー型の方が、封筒型より寒い時期に使える寝袋」が多いです。

例えば、日本メーカーで有名な「ナンガ」や「モンベル」の商品↓


・「ナンガ オーロラライト600DX」 快適温度-4度 下限温度-11度の商品。 


・「モンベル シームレスダウンハガー800#3」 快適温度4度 使用可能温度-1度の商品。


それぞれの商品で、対応可能温度は変わりますが、マミー型の商品はジッパーを閉めれば顔以外は密閉されるので保温効果が高く温かいです。


上の2つの寝袋は両方とも「ダウン」を使った商品ですが、マミー型でも化繊(化学繊維)の商品もあります↓







ここでダウンと化繊の説明を。

難しいことを細かく説明するとややこしいのでシンプルにいうと

「ダウン」を使っている商品は、収納が「コンパクト」になり保温性も高い
・そのかわり価格も高い。

「化繊」はダウンより安い商品が多いが、丸めるとダウンより収納サイズが大きくなる物が多い。
特に「-30度」くらいの商品となるとサイズ感はかなり変わってきます。
(ただし、最近は化繊の質も高くなっているのでコンパクトで温かい商品も増えてきています)

だいぶ、ザックリと書いていますが、簡単にまとめるとこんな感じです。




【寝袋の中で着るウェア】

・キャンプでは、家とは違い快適な空間で寝るわけでは無いのである程度、着るウェアで体温調整しないといけません。特に寒い時期では、寝袋に入るときも着込んで寝ることも、、。
寒さ対策に便利なウェアは「薄くて温かいもの」




・アウトドア用のインナーダウンやフリースがあると便利です。




【まとめます】

・寝袋の選び方は、どんな季節に使いたいのか、どんなシチュエーションで使いたいのかを考えて選ぶと失敗は少ないと思います。

・ある程度(3シーズン)使えるのは「0~5度」の商品です。迷ったら「0~5度」の商品で選んでみましょう。

・初めからすごく価格の高い物を選ぶ必要は無いですが、あまりに安く(ペラペラ)な商品を買ってしまうと寒くて寝れない(キャンプが辛くて、つまらない)ということになりかねませんので、ある程度名の知れたメーカーを選ぶのがいいと思います。


以上です。
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